この教本について
コマンド一覧(?)は「名簿」、この教本は「読み物」です。
カーソルの動かし方・キー・コマンドの手順を、文章で説明します。
開き方は三つあります。
- リボン「案内」の、本のかたちのボタン
- 小窓(画面下のコマンド欄)に 教本 と打って Enter
- コマンド一覧(?)の足元の一言から
小窓に 教本 9 のように章の番号を添えると、その章から開きます。
同じ本文に絵を添えた「手引き」が、縁側屋にもあります=
リボン「案内」の【ヘルプ/HELP】ボタンで開きます
(engawaya.com/kad/tebiki/ 別の窓で開いて、見ながら進められます)。
画面の間取り
- 上の段=リボン。道具のボタンが並んでいます。ボタンには小窓の言葉(L や TR)が添えてあります=ボタンは言葉の先生です。棚(作成・寸法…)の順番は、設定の板の「リボンの並び」で入れ替えられます(既定に戻すボタンつき)。棚の帯の右端の小さな取っ手を押すと、その棚だけ手元に浮かべられます。浮いた板は掴んで動かせて、×を押すとリボンへ帰ります。浮いた板の格子のボタンで「アイコンだけ」の小さな姿にもできます(名前はボタンに指を置くと出ます)。画面の縁まで引いて放すと、そこに着きます(左右=縦の帯・上下=横の列。⋮⋮を掴んで引き出すと浮きに戻ります)。画層コントロールの右の取っ手で、画層バーだけを手元に浮かべることもできます。
- リボンのすぐ下=「線種・寸法・文字」の帯。破線の目盛り・寸法スタイル(▼と文字高)・これから打つ字高(紙のmm/図面の単位)・書体を、その場で見て直せます。掴んで浮かべられ、×でリボンの棚へ帰ります。
- その下=タブ。図面の一枚一枚。+で新しい図面が開きます。
- 真ん中=製図台。図面はここに実寸で置かれています。
- 製図台のすぐ下=空間タブ(モデル|レイアウト1)。上のタブが「どの図面か」、下のタブが「その図面のどの紙か」です。モデル=実物大で描く所。レイアウト=紙。くわしくは第14章の【レイアウト(紙の空間)】へ。
- カーソルの脇=案内の札。「次に何をするか」を未来形で言います。
- 下の帯=小窓と、規律・距離DYN・スナップ・グリッドのチップ。小窓には「小窓:CommandLine」の名札が上に、打ち方の案内がすぐ下に添えてあります=言葉と数字の受付です。小窓は三行=上の二行が履歴(「さっき何をしたか」を過去形で言います)、いちばん下が打つ行。小窓の上でホイールを回すと履歴を遡れます。もっと見たい時は、小窓の上で右クリック=履歴の大窓が開きます。
- 右側=画層・部品箱・プロパティの板。見出しを掴んで動かせて、×で閉じられます。置いた場所は覚えます。
この家の物差し=1 は 1作図単位
図面は「作図単位」で描きます。1 は 1作図単位。
その1をミリと読むか、メートルと読むか、インチと読むかは、
描く人の自由です。CADの世界そのものが単位を持ちません——
DXFのどこにも「これはミリ」とは書かれていません。
だからK'Adも、単位を名乗りません。
1000 と描いた線は、1000作図単位の線です。ミリのつもりなら
1メートル、メートルのつもりなら1キロメートル。決めるのは、
あなたです。
寸法も、座標も、字高も、ぜんぶ同じ作図単位で数えます。
紙に刷るときにはじめて縮尺(1:50 など)を選びます。
=描くときは実寸、刷るときに縮尺。これがこの家の背骨です。
※紙の話(用紙A4・線の太さ・破線のきざみ)だけは、本当のミリです。プリンタから出てきた紙を定規で測った長さだからです。
困ったら
- カーソル脇の札が、いつでも「次なにする?」を教えます。
- Esc は「一歩さがる」。掴んでいた物を放し、開いていた窓を閉じます。困ったら、まず Esc です。
- まちがえたら U(元に戻す)。何度でも戻れます。