点(POINT / PO)
点は、位置そのものを図面に残す図形です。
線でも円でもない「ここ」という印で、土木・測量では
点そのものが成果物になります。
小窓に PO(または POINT)→Enter。あとは、
- クリックで置く
- 1000,500 と打つ=絶対座標(原点から)
- @100,50 と打つ=相対座標(直前に置いた点から)
一つ置いても終わりません。続けて何個でも置けます。
終わるとき=Esc(右クリック・Enter でも同じ)。
基点(FROM / FRO)=ここから測って置く
「この杭から東へ3m」——測量や土木の実務は、たいてい
どこかの点を基準にして測ります。その基準を宣言する一手です。
点(PO)の最中に、リボンの「基点」ボタン、または小窓に FRO。
1. 参照点をクリック(端点・交点に吸い付きます) ⚠️そこには点を置きません。基準にするだけです。
2. 緑の四角が立ちます=いま基点はここ、という印
3. 100,50 と打ってEnter=基点から右100・上50に点 数字ひとつ(例 3000)=基点からカーソルの向きへ、その距離
⚠️打つ場所で書き方が違います(本家と同じ作法です)。
- カーソル脇の欄 = 100,50 で「基点から」(@100,50 でも同じ)
- 下の小窓 = 100,50 は「原点から」の絶対座標。基点から測るときは @100,50 と、@ を付けてください。
⚠️基点はEscまで残ります=同じ杭から続けて何点でも打てます。Escを押すと、まず基点だけを手放します(点道具は続きます)。
置いた点は掴めます
点には「点スナップ」が効きます(丸に×のマーカー)。
そこから線を引く・寸法を測る、が普通にできます。
※点は掴むためにあります。掴めない点は、ただの飾りです。
分割点(DIVIDE / DIV)
線・円・円弧・ポリラインを等分する位置に、点を並べます。
小窓に DIV →Enter→割りたい図形をクリック→分割数を入力。
選んだ図形は青く光ります=どれを割ろうとしているかが目で分かります。
- 線と円弧:4分割なら点は3個、100分割なら99個(両端は端点として掴めるので、置きません)。
- 円:4分割なら点は4個(3時・12時・9時・6時)。円は閉じていて「両端」が無いので、分割数と同じ数だけ並びます。起点は3時(0°)=同じ円を二度割っても点が噛み合います。
置いた点は、Uのひと押しで丸ごと戻せます。
点の姿と大きさ
- PDMODE 3 =姿(0=点 / 1=描かない / 2=+ / 3=✕ / 34=⊕)
- PDSIZE -3 =大きさ。負の数は「画面の高さの%」です。既定は -3(画面の3%)。この作りだと、どこまで縮小しても粒の大きさが変わりません=100分割しても団子になりません。正の数にすると図面の実寸になります(例 PDSIZE 500)。
どちらも図面ごとの設定で、DXFに保存されます。
他のCADから来た点
他所のDXFの点も、そのまま迎えます。
点が持っている標高(Z)は、うちは使いませんが
預かって、保存のときにそのままお返しします。